老健のショートステイ(短期入所)とは

2022.01.17 介護情報

 介護老人保健施設(通称:老健)で働きたいと考えている皆さんに、老健で提供されるショートステイ(短期入所)についてご紹介します。

ショートステイとは

 ショートステイとは、名前の通り短期間だけ施設に入所し、介護を受けることができるサービスで大きく分けて3つあります。

短期入所生活介護
短期入所療養介護
介護保険適用外のショートステイ

 この中で、にいがた園と第二にいがた園で提供しているのは「短期入所療養介護」で、介護老人保健施設における入所サービス、通所リハビリ、訪問リハビリと並び、在宅支援の1つです。

<短期入所療養介護の概要>

要介護状態となった場合も、利用者が可能な限り居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、看護、医学的管理の下における介護、機能訓練その他必要な医療、日常生活上の世話を行うことで、療養生活の質の向上及び利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない。

(社保審-介護給付費分科会資料から抜粋  https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000650021.pdf

 

 つまり、介護保険施設に短期間入所して、食事・排せつ・入浴などの介護、その他日常生活上の世話やリハビリテーションを提供します。

 

ショートステイ(短期入所療養介護)のサービス内容

 では、どういったときにショートステイ(短期入所療養介護)のサービスを利用するのでしょうか。

「仕事や用事でみれない日がある」「時々、介護せずにリフレッシュしたい」など在宅支援の1つとして、介護者が不在の場合やレスパイト(介護負担軽減)目的として利用されることが多いです。

 そして他のショートステイ(短期入所生活介護など)と異なる点は、専門職が常駐していることです。医療が必要な方には、適切な処置を行うことができます。また、機能低下を防ぐために利用者に合わせた個別リハビリテーションを受けることができます。個別リハビリテーションは、老健で短期入所療養介護サービスを利用するメリットです。

 今回は、在宅支援の1つを取り上げましたが、様々な在宅サービスを利用することができます。住み慣れた自宅でより長く、在宅生活が続けられるよう、私たちは支援しています。

 

求職者の皆様へ

 老健施設が他の施設と違う点は、医師・看護師が常勤として勤務している点です。リハビリ職員や管理栄養士も含めると、さまざまな職種が働いている施設です。多角的な視点から生活支援をしていくのは、とてもやりがいがあるのではないでしょうか。
 ご不明な点等ありましたら、採用担当が丁寧にご説明します。お気軽にご相談ください。